バイメタル の特徴・性質について
バイメタル は温度変化に伴い、形状が変化する特殊な材料で、その特質を活かしてトースターや温度計、火災報知器、自動車のシガーライターなどの使用されています。[1]
なぜ温度変化に伴い形状が変形するかというと、バイメタルは、膨張率の違う2種類の金属を圧延により貼り合わせた(クラッド)ことにより、片方が引っ張られてわん曲する仕組みになっています。
製造メーカー:株式会社 日立金属ネオメタル、Engineered Materials Solutions
目次
材料の種類
バイメタルと言っても、用途に合わせた多くの種類があります。
(株式会社 日立金属ネオメタル製の場合)
- 温度で選ぶ場合:BL(低温用)BM(中温用)BH(高温用)
- 抵抗値で選ぶ場合:BR(高抵抗)TRC(低抵抗)TR(中抵抗)
- 感度で選ぶ場合:BRC(高感度)THC(高感度・高温用)
- 耐食性で選ぶ場合:BMS(耐食性)