KLF-5 (低錫リン青銅) の概要と成分について
KLF-5 は、銅(Cu)に少量の鉄(Fe)、リン(P)および錫(Sn)を添加した、低錫リン青銅です。リン青銅よりも耐熱性があり、導電率が高く、高強度(リン青銅とほぼ同等)な材料で、JIS規格にはない […]
KLF-5 は、銅(Cu)に少量の鉄(Fe)、リン(P)および錫(Sn)を添加した、低錫リン青銅です。リン青銅よりも耐熱性があり、導電率が高く、高強度(リン青銅とほぼ同等)な材料で、JIS規格にはない […]
KFC は、神戸製鋼が開発した錫入り銅より耐熱性に優れる銅合金で、銅に微量の鉄、燐を添加して、マトリックス中にFe2Pの微細な化合物を形成させた析出強化型の銅合金です。 一般に、強度と導電率は相反する […]
C1220 は、リン脱酸銅と呼ばれ、無酸素銅、タフピッチ銅と共に、銅の割合が99.9%以上の純銅の一つです。この純銅の中でもリン脱酸銅は、絞り加工性、溶接性、耐食性、熱伝導性がよく、また銅に添加された […]
C7521 (洋白)は、銅と亜鉛とニッケルから構成される銀白色の銅合金です。機械的特性、耐変色性に優れているため、古くから装飾品や洋食器、楽器に用いられており、今日では水晶発振子のケースや計測機器用ス […]
C2680は、七三黄銅とも呼ばれる銅を約70%含んだ真鍮(黄銅)で、C2801と並び板材では最も使用されている真鍮の一種です。冷間加工性に優れておりt0.2以下の真鍮箔はC2680の方が流通性が高いよ […]
C2801は、C2680と並び板材では最も使用されている真鍮の一種です。真鍮箔はC2680でt0.1以上はC2801で製造されていることがほとんどです。 またC2801は、冷間加工性には劣りますが、熱 […]
NPZ(エヌピーゼット)は、三井住友金属鉱山伸銅が製造している銅合金で、銅にNiとPを添加し熱処理することにより、NiとPからなる金属間化合物を析出させた高導電性 銅合金です。また、Zn添加によりはん […]
C1100 は、タフピッチ銅と呼ばれ、無酸素銅、りん脱酸銅と共に、銅の割合が99.9%以上の純銅の一つです。この純銅の中でもタフピッチ銅は、少量の酸素を含んだ材料で、高温になると水素ぜい性が生じます。 […]
C1751 (バネ用低ベリリウム銅) は銅にベリリウムを添加した銅合金で、耐食性が良い特性を持つ合金で、加工後に熱処理(時効硬化処理)を行うことで、耐疲労性および導電性が増加し、高強度になるため、接点 […]
C5050 のリン青銅は、銅に錫(Sn)1.0~1.7%を添加した銅合金で、脱酸するときに燐(P)を使用するため、燐が僅かに入っています。(リン青銅という名前なのに、メインは錫を添加するんですね。) […]